個人レッスンの新しい生徒さん

昨日、個人レッスンを希望される新しい生徒さんが教室に見えた。彼女の希望は日曜日。タイ人講師達は日曜日は遊びに行きたいので、講義の依頼は遠慮している。
 まず授業の冒頭、タイ語を習いたい目的を尋ねると、彼女が働いている会社がバンコクにも支社が有り、ビジネス上、タイ語が必要だとのこと。社長(中国系マレーシア人)が彼女を顧客に紹介する時、「タイ語が話せるんですよ、この女性は」と断定してしまったそうだ。横で聞いていた彼女は、ものすごいプレッシャーをかけられたと思い、あわててタイ語を勉強することにしたという次第。
 教え始めてすぐにわかったことは、全くの初心者ではなくて、他校でタイ語の基礎を修めていたということだ。8年前に習ったにしては、よく覚えている。母音を発音する時の口の開け方の違いを指摘し、無気音と有気音の矯正をしただけで、発音はかなりよくなった。ヒアリングの能力も有り、タイ文字も読める。大変に教えやすい生徒さんだ。
 最近、入社した会社がタイと御縁があるということで、彼女のタイ語力が目覚め始めた。8年ものブランクは、一気に解消した。