アパシー(無気力・無関心)

某書を読んでいたら、「アパシー」という単語が出て来た。すぐに”apathy”という横文字が浮かんだ。サルトルやボーボワールの実存主義華やかなりし頃に大学で寮生活を送った世代なので、哲学科の先輩達が誰かの部屋に集まって、深夜まで熱弁をふるっていたのが懐かしい。だが、それも今は昔。

私には哲学的考えは乏しい。しかし、80歳近くにもなると、巷間における無気力、無関心との境目にさしかかっているような気がしないでもない。はて、この先、一体何にアンテナを張り巡らそうか? 

先日、或る哲学者が有料老人ホームに2泊3日で体験滞在をしたネット記事を読んだ。私と同年齢の彼はホームの部屋に閉じこもっていただけで帰宅。つまらなかったと感想をもらしている。哲学塾を主宰している彼は、塾が一番という結論を下した。