街中に鯉のぼりが泳ぐ季節となった。もうすぐ端午の節句だ。端午の節句といえば柏餅。一昨日、たまたま大塚へ行ったので、大塚駅前に在る和菓子の「柏屋」へ寄ってみた。この店は、福島県郡山市内に昭和30年に開業した店が、ほぼ同時期に東京に出した最初の支店だそうだ。もらったチラシに、「端午の節句に寄せて….柏の葉のお話」なるものが書かれてあった。
~ 柏の葉は、枯葉になっても枝から離れずに、新しい芽が出るまで、見守っています。このことから柏の葉は「ゆずり葉」にたとえられ、家系が代々栄えることの象徴となっています。端午の節句に柏餅を食べるのはこのためで、柏屋の屋号も同じ思いからつけられています。~
「柏」の木に興味を持ったのでネットで検索しているうちに、西日本で使う「かしわ(鶏肉)の語源がこの「柏」から来ていることがわかった。柏の枯葉の色が鶏肉の色に似ていたからだそうだ。東京に住んで61年。「鶏(トリ)」という言葉を使うのに慣れはしたものの、郷里に帰ると「かしわ」がすっと出る。
