97歳の元教師

昨日、「ねりま演劇を観る会」の第243回例会へ行った。劇団前進座による公演「あかんべえ」(原作:宮部みゆき)は、パンフレットに書いてある通り、内容が”ファンタジックミステリー”で、観客を飽きさせなかった。

いつもは夜の部に行っているが、今回は昼の部で観劇。場内を見渡すと、観客の男女比は、女性が9割、男性が1割。女性の内訳は65歳以上が9割。皆さん、演劇の灯を消さないよう、頑張って支援をしている。だが、それでも会員数が減る一方……。どこの世界も現実は資金との闘いだ。

劇が始まる前に、友人から仲間を紹介された。その中のお一人は97歳。「娘の中学時代の先生です。送迎は私がやります。駐車場代は先生に出していただいてますが(笑)。頭はものすごくしっかりしていますよ」と友人。97歳で観劇とは! 舞台もさることながら、現実の世の中を彼女はいかなる視点で見ておられるか、私はそちらのほうがより知りたくなった。