瀬戸内パワー

 昨日は、鳥取の二十世紀梨のことを書いたが、偶然にも、岡山県からマスカットが届いた。郷里の旧友からの心遣いだ。名前は「シャイン・マスカット」。素敵なネーミングである。
 実は、一昨日、生徒さんから、「からす麦の焼きたてクッキーです。広島出身の主人が買って来たのでおすそわけします」と言って、広島のお菓子をいただいたばかりである。
 瀬戸内の話はお菓子や果物ばかりではない。タイ語の生徒達の中には瀬戸内沿岸出身の人が多い。個人レッスンの生徒さんが、「僕、新居浜に10年、住んでいました」と言ったので、私と言語環境が近いなあと思うと、ものすごく親近感を覚え、教えやすくなった。
 岡山県、広島県出身の生徒達もおられるが、3年以上、頑張って勉強しているので、すでに成果が上がっている。
 9月に入会された女性は就職のため、山口県から上京したばかりだという。さらに大阪出身の男性も入会されたので、山口から大阪までの瀬戸内パワーがつながった!
 

二十世紀梨

 毎年この季節になると、鳥取県在住の教え子2名が連名で、「二十世紀梨」という名前の梨を送ってくれる。東京にいると、茶色い皮の梨が多いが、私が親しんでいるのは、やはり何といっても二十世紀梨だ。梨はどんな梨でも美味しいのに、それは何故?
 理由は、「二十世紀」という名称が、幼い頃からとても魅力的だったからである。明るい未来が感じとれた。そして、高度成長と共に時代を歩んで来たが、1990年以降は何が何やら分からなくなった。
 21世紀に入ってからというもの、「二十世紀梨」の名称はどう変化するのかなあと気にしていたが、今も堂々と通用している。ちらしには、「二十世紀梨が鳥取県湯梨浜町で作られるようになって百年。この間、生産者の努力と工夫により日本一の生産を誇る名産品となりました」と書いてあり、「二十世紀百年樹」のすばらしい枝ぶりの写真が添えてある。
 もし、品種改良して新しい梨を作るならば、「二十二世紀梨」という命名はどうだろうか。若者達に生きる希望を大いにかきたててほしいからだ。
 

都内のアルファベット表記

 猪瀬都知事が安倍総理を表敬訪問した際、都内にみられるアルファベット表記が外国人には分かりにくいので、7年後のオリンピックに向けて、もっと分かりやすく統一すること、さらには、英語だけではなくて、フランス語やアラビア語も併記するようにと提言したそうだ。
 実例として、NHKニュースでは、「Ropponngi dori」、「Kokkaigijidoseimon」、「Zaimusho ue」とかを挙げていたが、分かりにくい表記はまだまだある。「Koban」というのは「交番」のことなのだが、私はいつも違和感を覚えながら交番の前を歩いている。
 ハングル語の表記はものすごく増えているが、日本語の固有名詞と韓国語の普通名詞が混在している書き方だ。
 結論的に言うと、日本語の読み方をそのまま書くと外国人には分からないので、訳したほうがいいのだが、そうすると、タクシー運転手に通じないかもしれない。タクシー運転手さんをはじめとして、都内在住の人達も、外国語の中でも役に立ちそうな単語からどんどん習得し始めたほうがいい。

9月の新しいクラス

 昨晩から、「タイ語入門 火曜日20:30」のクラスを新規開講した。受講生は仕事の関係で遅い時間から始まる授業を希望されているので、午後8時半から午後10時までの時間帯がベストであった。
 タイ文字にも興味が有るらしく、事前に勉強して来られていたので、質問がいっぱい有った。質問の一つ一つに丁寧に答えてあげると、頭の中がかなりすっきりと整理されたらしく、非常に喜ばれた。
 夜遅くの授業もいいが、最近はまたまた朝練と称して、朝早い時間帯をもうける語学学校も出てきていると聞いている。生徒と先生と教室の空き具合がマッチすれば、いつでも勉強すればよい。
 いずれにせよ、語学の勉強は集中的にやったほうがいい。これからも生徒のニーズに合わせて、自由自在に対応していこう。

パワー・スポット・クラス

 7階の707号教室で勉強している「タイ語中級 水曜日18:30」のクラスはもう7年目に入っている。最近、生徒達の名字で面白い現象が生じているので、その不思議な話を仮名を使って紹介しよう。
 竹田さんという男性がおられるが、新しくまた、竹田さんという男性が入会された。タイ人講師にはややこしいので、新しい方には、姓ではなくて、名前で呼んでもらっている。
 一方、このクラスには森山さんという御夫妻が仲良く習っておられるが、今月、他クラスに同姓の森山さんという女性が入会された。
 長年、勉強されていた平川さんが仕事の関係で休学中であるが、すると、他クラスに、これまた同姓の平川さんが入会された。
 この偶然なる話を「タイ語中級 水曜日18:30」のクラスの生徒達に聞かせると、「じゃあ、今度は、井田さんという方が入会しますよ」と予想を立てながら、残る仲間の名前を挙げた。それを聞いて、そんなことは有り得ないと私は思った。
 ところがである。先週の土曜日に見学に見えた方が入会されることになった。お名前を尋ねると、「井田です」と答えた。もう、びっくり。「タイ語中級 水曜日18:30」は、パワー・スポット・クラスだ!

オリンピックと通訳

 昨日は東京オリンピック招致決定で、テレビには一日中たくさんのアスリートが登場した。なかでも、1964年の東京オリンピックでメダルを取った往年の選手がインタビューに答えているのを見ると、懐かしさがこみあげてきた。あの時、私は17歳。高校3年生であった。
 あまりにもスポーツ選手中心の映像ばかりであったので、オリンピックとは彼らだけが活躍するものなのかと嫉妬したが、よくよく考えてみると、そうではない。誰かが言っていたが、通訳になる手もある。
 第1回目の東京オリンピックでは、コンパニオンという職種がとても恰好よく聞こえた。多くの若くて美しい女性がその役についた。だから、2020年を目指して語学の勉強に励み、ボランティアでもアルバイトでもいいから、オリンピックに参加しよう!
 

台湾青年

 一昨日、台湾の青年が泰日文化倶楽部に見学に見えた。いろいろと話し合った結果、仕事の関係で、週末に個人レッスンを受けることを彼は希望した。そして、さっそくにも、昨日から勉強開始となった。
 タイ人講師と台湾青年、そして、私。彼はとにかくよく出来た。タイ語は初めてだというが、耳がめちゃくちゃいい。有気音、無気音の説明は全く不要であった。出来ないのは、ただ一つ。それは、中国語に無い低声の声調だけであった。
 タイ人講師は、「感動した!」を連発。私も思わず中国語で、「発音とてもいい!」と言った。
 彼は語学が好きな青年であった。スペイン語、フランス語、ドイツ語も勉強したことがあるそうだ。日本語もかなり分かる。発音にもくせが無い。タイ語が上手になるのには時間がかからないと断言できる。
 
 

最近の入会者

 最近、泰日文化倶楽部にはちょっとした動きが有る。猛暑が終わり、虫の音を聞き始めると、学習意欲が湧いてきたらしい。HPの充実をはかっているので、タイに関心が有る方達のHP訪問が増えた。
 しかしながら、教室に見学に見えて、入会された方達に入会の経緯を聞いてみると、現役の生徒や元生徒の紹介であることが多い。要するに、口コミだ。生徒達の紹介の後、HPを見て納得という運びである。
 ところが面白い傾向として、中国系の人の見学希望が出てきた。中国系の人には知り合いがいないので、HPを頼りにやってきたらしい。タイ語を習いたい理由を尋ねると、「タイへよく行くから」とか、「タイに関心が有るから」と答えた。
 それを聞いて、彼らは日本で働きながらも、視点は東南アジアに向いているなあと思った。我々日本人よりもはるかにタイ通になりそうだ。
 

覚えやすい単語から覚えよう!

 「タイ語入門クラス」の生徒達は、毎回、新しい単語を覚えるのが大変そうだ。そこで、私は助言した。「あせらず、覚えやすい単語から覚えてください。ところで、覚えられた単語、自分のものになった単語は、たとえば何ですか?」」
 Aさんが答えた。「タナーカーン(銀行)、アージャーン(先生)、そして、警官(タムルアット)です」
 それを聞いて、銀行という単語は身近な場所だから、そして、日本語に近い音、すなわち、「田中さん」という名前に近い音だから、覚えやすいのであろう。次に、先生という単語であるが、これまた、授業のたびに、タイ人講師がしゃべっている単語だから、十分に耳にこびりついているはず。最期の「警官」は、発音が難しい。しかし、Aさんには、警官という単語もいつのまにか頭に入っていた。
 単語を覚える場合、単語集の中の単語を文字の配列順、すなわち、ABC順に覚えようとしても、生きた単語にはならない。生活に関連した単語、必要とする単語から、どんどん覚えていこう!

編物

 60歳の8月から編物を習い始めて6年が経過した。続くかどうか心配であったが、意外や意外、続いている。3月から3号針で編み始めたベストが8月下旬にやっと完成。なんと半年もかかってしまった。夏に着ようと思っていたが、来年から着ることにし、箱の中に納めた。
 稽古事は根気が大切だ。根気さえあれば続く。上手・下手は問わず、ひたすら続けること、それに限る。完成した時の喜びはなかなかに捨てがたい。途中で投げ出したい時もあるが、別にあせることはない。しばらく放っておき、気分が向けば、また編む。その繰り返し….。
 泰日文化倶楽部に通う生徒達は、長い方は長いし、短い方は短い。何故、長く続くのであろうと感心しているが、続かせるだけのコツをお持ちであることが分かった。習い事は、マイペースで、無理なく、楽しく持続させることが一番だ。