市原ぞうの国

昨夕、TBSが千葉県市原市に在る「市原ぞうの国」から、象達を10分ほど生中継した。坂本小百合園長のお話が面白かった。
 「この子達、毎日、ショーのための訓練を続けております。やらないと、いざ本番という時に勘が鈍ってしまって動けませんからね。しかし、観客がいないので、手抜きの部分は有りますよ」
 このような内容の話を聞くと、ますます象に親近感を覚えた。ここにはアジア象が9頭(๙ เชือก)、アフリカ象が1頭(๑ เชือก)いるそうだが、それぞれに芸達者であるのは知っている。何故ならば2回行ったことがあるからだ。
 タイから来て長く世話をしているベテランの象使い(ควาญช้าง)とも話したことがある。とても謙虚な方であった。
 目下、「市原ぞうの国」も自粛している。だが、ネットで象のグッズが売れていると聞き安心した。何故ならば、餌代だけでも大変だからだ。それに、象のほかにもいろいろな動物がいる。そして園内をきれいに清掃するのは若手のタイ人象使い。
 人件費、餌代、その他、諸々の固定費、すべてを計上すると……。考えるだけで気が遠くなる。だが、坂本園長は明るくて、強い!象を愛する信念の持ち主である。