まぎらわしい発音

タイ語を習う時、初心者は発音のミスを連発する。声調の間違いが多いが、その他に、有気音・無気音、短母音・長母音、末子音(ng/n/m/k/t/p)の曖昧さが目立ち、表現したい単語がタイ人に伝わらない。

ところがである。ベテランの通訳といえどもミスをやらかす。本人は気づいていないのであろうが、他人が聞いたら「あれ?」と思う場合だってある。思い込んでしまった癖は発音上でも直らないのかもしれない。

とにかくタイ語は発音が命。発音矯正は常に謙虚に取り組みたいものである。

今日の語彙

1.赤 _______ 2.垢 ______

3.白 _______ 4.城 ______

5.イカ ______ 6.以下 _____

7.柿 ______  8.牡蠣 _____

9.介護 ______ 10.悔悟 _____

11.開店 _____ 12.回転 _____

13.辞書 _____ 14.自署 _____

行楽シーズン近し

「暑さ寒さも彼岸まで」という通り、そろそろ残暑の終わりが見えて来た。あと1週間の辛抱だ……。9月末から来客が多い。私の手帳は埋まり始めている。

2019年秋の「COVIDー19」以来、人と会う機会が減少。タイへも行っていない。しかし、いよいよ旧知の人達が東京にやって来る。仕事を半分以下にして久闊を叙そう。

シンガポールからの元生徒さんとはもう10年近く会っていない。彼女は最近、良き伴侶に恵まれゴールイン。これまでの忍耐が花を開かせた。

喜寿

同学年の友人が続々と喜寿を迎えている。電話でお祝いの気持ちを伝えると、意外や意外、淡々としており、こちらが拍子抜けすることが多い。昔とは違うなあ…..。

一昨日、私が住んでいる区の保険福祉部高齢者福祉課高齢者事業グループ敬老祝い担当というところから簡易書留が届いた。「敬老祝い品在中」と封筒には書いてあった。区が指定する店舗で買物ができるクーポンだ。それによって区内の店舗が活気づけばまことに芳しい。

喜寿の「喜」の草書体は「七+七+七」を重ねたもの。スリー7! 確かに目出度い。次なる区からのお祝いは米寿。11年先を目指して、マイペースで有意義に生きて行こう。

今日の翻訳

『สวยด้วยสุขภาพ』(รัชนี มหาคำ他 บริษัท ธนบรรณปิ่นเกล้า จำกัด 出版年不記載)から出題する。

1.การออกกำลังกายให้ถูกต้องและปฏิบัติอย่างสม่ำเสมอจะให้ประโยชน์แก่ร่างกายอย่างมหาศาลเหนือสิ่งอื่นใดที่จะมาทดแทนได้

2.ในทางตรงข้ามถ้าขาดการออกกำลังกายโดยเฉพาะในปัจจุบันนี้สภาพความเป็นอยู่ในชีวิตประจำวันที่ใช้แรงของเครื่องจักรเครื่องมือทางเทคโนโลยี แทนการใช้แรงกายคน ก็อาจจะเกิดโทษแก่ร่างกายได้เช่นเดียวกัน

3.ดังนั้นการออกกำลังกายเพื่อสุขภาพจึงนับว่าเป็นสิ่งจำเป็นสำหรับทุกคน  ซึ่งผู้ที่ออกกำลังกายจะต้องรู้ถึงวิธีค่อยทำค่อยไป ต้องให้ทุกส่วนของร่างกายได้ออกกำลัง แลควรทำโดยสม่ำเสมอ

 

 

日本伝統工芸展

茶道講師から第70回日本伝統工芸展(9月13日~25日 日本橋三越)のご案内が有った。「友人が正会員になりました。75歳になっても前進している友人は素晴らしいと思います。着物の染めで、今年はおとめ桜と言う題で出品しております」

暑い暑いとぼやいていても、芸術の世界はもう秋。その道一筋をつらぬく伝統工芸家の精進たるや想像もつかない。強靭な精神力無くして、極みに達することは無理。

それに比してタイ語の勉強はのんびり、まったり。それではいかん。気持ちを切り替えて一歩前進しよう!

GINGER BISCUIT

カクヤスという酒店には酒類はもちろんのこと、おつまみやお菓子が所せましと並べられている。「GINGER BISCUIT」という菓子のパッケージがきれいだったので試しに買ってみた。一枚食べて、目がパチクリ。いやあ、辛いのなんの。

「スリランカ産の天然ショウガを使用した、スパイシー&ホットな味わいのジンジャービスケットにレモンの風味を加えました。サクサクッとした食べ応えのあるクランチビスケットは紅茶にとてもよく合う美味しさです」とパッケージに書いてあった。

なるほど、スリランカ人の味の好みが濃いというのがわかった。スリランカの紅茶とよく合うんだ。私はこまかく割ったビスケットを牛乳の中に入れてみた。しばらくすると、マイルドな味わいに変化した。香りもいい。捨てなくてよかった。

今日のタイ語作文

1.観月は風流である。

2.月餅の餡にはいろいろな種類が有る。

3.婿は月刊誌の編集長である。

4.月報を書くのが面倒だ。

5.月商100万円達成。

6.歳月人を待たず。

ダルニー基金の子供

ダルニー基金から報告が有った。私が支援している2人の子供はマハーサラカーム県の中学3年生である。A君の好きな科目は保健体育、嫌いな科目は数学。高校進学を希望しており、卒業後は県内で就職を考えている。一方、B君の得意な科目は英語、苦手は数学。職業訓練学校へ進学後は県内就職を希望。

彼らの両親の年齢を見て考え込んだ。いずれも20歳前に子供をもうけている。しかも複数の子供をだ。この傾向は昔から見られたから別に驚きではない。だが、子々孫々、延々と続くのは果たしてよいものであろうか。安易に親になる前に、自分の生き方をじっくりと考えてほしい。

タイ語 or 太鼓

今日はボン先生から聞いた傑作な話を書くことにする。彼女は去年まで、公的な関係機関の依頼で日本の各地へ行き、その土地それぞれを紹介するレポーターの仕事をしておられた。東北地方へ行った時、おばあさんから「東京で何をしてるの?」と訊かれた際、「タイ語の先生です」と答えると、「えっ、太鼓の先生なの?」と不思議がられたそうだ。

タイ語の語(ご)は濁音だが、タイ人が発音すると、「ก(無気音)」になる。ただし、この「ก ไก่」は、日本語の「ゴ(濁音)」と「コ(清音)」の中間的音だから、聞く人によっては、濁音と思ったり、あるいは清音に思ったりもする。東北の方達の発音は清音と濁音が交錯している感が有る。よって、前述のおばあさんのような誤解が生まれるわけである。

タイ人には「中野」と「長野」の違いが難しい。逆も言える。日本人にはタイ語の無気音と有気音の違いが分からず、なかなか通じないことが多い。