自由が一番

昨夜(3月26日)、NHKのBS番組「世界の街歩き」で、バンコクとパタヤの近況が放映された。バンコクは8キロに及ぶเจริญกรุง通りに焦点があてられ、人々の日常がありのままに伝えられ興味深かった。花輪を作る女性、毎日、朝昼晩、雀に米をあげる店主、寺の境内近くで筋肉を鍛える男達、皆が皆、屈託が無くて自然体で暮らしている。なかなかいいものだ。

パタヤでは海岸で浮き輪や風船を売る男性がインタビューされたが、売れても売れなくても動じる様子が無いのがよかった。仕事が無いので食べられない女性が寺の境内で僧侶から与えられた食べ物を食べている姿に悲壮感は見られない。感謝の気持ちを持っていれば明日は必ず来る。

パタヤの海岸でビーチパラソルの貸業をやっている女性は言った。「今日はひまだった。でも、自分には自由が有る。自分の上にボスはいない。自分がนายจ้างであることが一番。自由が一番」