敦賀ムゼウム

今朝(3月16日)午前6時11分、敦賀駅から「かがやき502号」が東京に向けて出発した。東京着は午前9時32分。速い。日帰りが優にできる。観光客も増えることであろう。

12年前に敦賀にふらりと寄ったことがある。駅の改札口は2つしかなく、静かな街の様子を呈していた。だが街中の道路は広く、気比神宮は威厳が有った。私の目的は「敦賀ムゼウム」を見学することであった。ここではリトアニアで「命のビザ」を発給した杉原千畝氏に関する資料が展示されているが、大正時代に敦賀に来たポーランド孤児のことも知ることができた。

敦賀港に立ち、海のかなたを眺めた時、船に乗りさえすれば大陸が近いと実感した。港は歴史そのもの。いろいろな人生の足跡が刻まれている。