WAGASHI

昨夜のNHK番組(国際報道2024)で、バンコクで行われた「和菓子WAGASHI展」の様子を見て、タイ人の和菓子に対する関心が高まりつつあることがわかった。バンコク高島屋が開店して以来、この催しは毎年行われているようだが、羊羹が1本、なんと1万円(日本の2~3倍)で売られていることを聞いて驚いた。

正直なところ、和菓子は日本の四季に由来するところが多い。四季が無いタイに於いて、果たしてタイ人は和菓子の由来がわかるのであろうか? WAGASHI展の関係者が語った。「映え効果を狙っています」

昔、「日本の饅頭はあんこが入っているだけ。どこで買っても同じだ」とタイ人は言ったが、今は違う。インバウンドのための「和菓子教室」も活況を呈している。正しい由来に基づくWAGASHI文化がどこまで浸透するかが楽しみである。