カフェ チャイハナ光が丘

昨日、光が丘へ行ったので、5年ぶりに「カフェ チャイハナ光が丘」に寄ってみた。閑静な住宅街の中に在るその店は果たしてやっているや否や? 心配しながら行ってみると、「Open」という文字が見えた。だが、玄関で何回も「こんにちは」と言っても、誰も出て来ない。

「部屋の中までお入りください」という案内文を読んだ私は中まで進んだ。亭主は居た! だが腰がかなり曲がり、動きが悪かった。「食事は何もできません。ケーキもありません。それでよければ」と亭主。「では紅茶だけお願いします」と私。紅茶が出て来るまで時間がかかった。そして、なんと冷凍ケーキが出て来た。「売り物ではありません。サービスです。溶けるまで時間がかかりますよ」と彼は言った。

彼と話していると、「こんなに年をとって、いかん、いかん」と言うので、彼の出身地を尋ねてみた。鳥取出身であった。京都大学で西洋史を学び新聞記者になったそうだ。インドネシアに特派員としても行っていた。とてもインテリな方だ。御年83歳。