牛乳配達のミャンマー女性

乳製品の値段が上がったものの宅配はそのままお願いしている。牛乳屋さんをがっかりさせたくないからだ。それに継続は力なり。骨折予防のために牛乳を飲み続けている。

最近、牛乳配達の人が女性に代わった。集金時に話しかけてみると、非常に丁寧な日本語を話す。丁寧すぎて、かえって変。日本人ではないなあ……。そう気づいた私はすぐに尋ねた。「失礼ですが、どちらのお国の方ですか?」

彼女はミャンマーだと答えた。そこで、「ミンガラバー(こんにちは)」と挨拶すると、彼女の堅さが取れるのが見て取れた。集金もしっかりとできた。帰る時、届いたばかりのリンゴを2個、おすそわけして、「タッター(バイバイ)」と私は言った。果たして彼女はどんな気持ちで帰って行ったかしら?