「うがいする」というタイ語

 昨日、タイ人講師が白板に「กลั้วคอ」というタイ語を書いた。彼女の説明によると、「喉の調子が悪いので、うがい薬で喉のあたりをゴロゴロさせるようにと、バンコクに帰った時、タイ人医師から言われました。その時の表現を表すタイ語です」と解説してくださった。辞書を引くと、「ノドをうるおす、うがいする」と書いてあった。
 私の場合、これまでずっと「บ้วนปาก 口をゆすぐ、うがいする」というタイ語を使って来た。そこで、両者の違いを尋ねると、彼女は次なる説明を加えた。
 「กลั้วคอは喉の辺りを洗うこと、そして、บ้วนปากは口内に溜まった液体をぺッと吐き出す動作を指します」
 こういう相違点を知るのはやはり対面授業に限る。ジェスチャーを伴って説明していただくと、その場の印象が目に焼き付いてもう忘れることはない。