พูดจริง

  今月中旬から高校生が入会した。彼は今年の1月からタイ語を勉強したいという意向を示していたが、新規クラスが開講できないため自宅学習をお勧めしていた。
 そして、勉強意欲が益々湧いて来たのがわかったので、「タイ語中級 土曜日10:30」のクラスに参加してもらうことにした。このクラスは若い人ばかり。教科書中心よりも実用的な表現を意図して教えている。
 授業後、「今日、耳に残った表現は何ですか?」と彼に尋ねると、「プーチン」と答えた。「พูดจริง phuut cing 正直に話す」であることはすぐにわかった。発音がいい。年をとると、「プート チング」と発音しがちだが、タイ語の末子音は舌の位置は正しくても実際の音は聞こえないものだ。一瞬、ロシアのプーチンかと思った。「正直に本当のことを話す」という意味である。