ウクライナの歴史

 目下、『物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国』(黒川祐次著 中公新書  2002年)を読んでいる。ロシアがウクライナに侵攻してから1年と2ヶ月余が経過した。専門家達の解説は現在の攻防に関してが中心。次から次へと目まぐるしく展開して行く戦況にはなんともつかみどころが無い。
 そこで、黄金週間を利用して、ウクライナ人の精神的強さを知るためには歴史を学ぶ必要が有ると痛感した次第。読み出してから地図を確認する作業に追われている。何故ならば、時代ごとに周辺諸国の侵略が有り、領土が移り変わっているからである。そして、ローマ帝国、フン族、モンゴル人の征服、その他、ヨーロッパ諸国の民族がオンパレードで出てくる。
 戦争で苦しんでいるウクライナ人を助けることはできないが、ウクライナ人の強靭さをもっと勉強したくなった。