五所川原の大雪

 昨日、テレビを見ていたら五所川原の雪景色が出た。同じ青森県の酸ヶ湯温泉ほどではないが、真っ白な世界を見て、早速、五所川原在住の友人に電話をかけた。しかし、彼は言った。
 「今年2度目の大雪ですが、大したことありません。こんなのはまだ小学生並みです。生まれ育ったところですから、これまでにもっとすごい大雪を経験しております」
 そう言われると、私としては拍子抜けした。だが、彼(74歳)がお元気でお過ごしであることが分かっただけでも良かった。
 度重なる報道を見ると、部外者は異常な感想を持つ。しかし、当事者はそれほどでもない。感じ方に温度差が有る。そんな時、優しい気遣いができる言葉が必要だ。