本の処分

そろそろ本の処分を始めなければと思い、一冊一冊、手に取って、捨てるかどうかを考えては、またまた保留にしてしまう。一日に一冊を捨てれば一年に365冊。仮にもしあと10年生きるとすれば、3,650冊しか処分できない。その間にまた買い込むから、本は一向に無くならない。

 先日、古書店から「本を買います」という封書が来た。しかし、買取りに来てもらうほどの貴重な本はわずか……。というわけで、ダンボルールにまたしまい込む。

 立花隆氏の訃報が報じられた。一日に百冊くらい本を読んでいたということをどこかの記事で知ったが、あの猫ビルで、いかなるスピードで本に目を通していたのか知りたかった。