2週間

今年の啓蟄は昨日(3月5日)であった。冬眠中の生き物達が春の陽気を感じて、巣から出て来る季節だ。しかし、1都3県の国民にはさらに2週間、巣から出るな、というお達しが下った。
 2週間は二十四節季に相当する。長いようだが、すぐに終わる。そして季節はどんどんと移り変わって行く。それが日本だ。
 ところで、2週間という単位はタイ語にも有る。サンスクリットから由来した「ปักษ์」だ。上半月(白分)を「ศุกลปักษ์」、そして、下半月(黒分)を「กาฬปักษ์」と言う。
 かつてはタイの知識人対象のジャーナルが有り、それは2週間毎に発行されていた、そういう雑誌を「หนังสือรายปักษ์」と言った。