「隣」という漢字

 先日、「隣り」という漢字を書こうと思って、こざと偏まで書いたところで手が止まった。さて、その先がどうであったかとあせるうちに感覚がすっかり狂ってしまった。その時、辞書もスマホも何も無い環境にいたので、近くの人に教えてもらうはめになった。
 「隣」という漢字の由来は正式なものが有るが、あえて自分の記憶を確実なものにするために、次なる覚え方をすることにした。
 「隣」=「こざと偏+米+舛」で、「村に米がますます増える」、と。マンション暮らしは隣人との付き合いが無い。それはそれでいい。
 しかし、理想を言うと、米(=食べるもの)が有るということは生活が安定していることである。そのためには安定した職が支えとなる。職+食が有れば、隣人、隣国とも好ましい距離をとって暮らせると思う。