3ヶ月前・3ヶ月後

或る本を読んでいたら、次のようなことが書かれてあった。
 「滋賀県高島市の菓子店の社長が言いました。今日の売り上げは今日の努力の結果ではない、3ヶ月前、1年前の努力の結果です。今日の接客、今日の笑顔、今日のサービスが、3ヶ月後、1年後の売り上げになるのです」
 なるほど。そうなんだ。商売をなさっておられる方のみならず、何の生業の従事者であれ、この言葉を肝に銘じたい。
 そして、もっと拡大解釈するならば、語学の勉強も然り。言葉は気をゆるせば抜けて行く。使う機会を求めなければ鈍って行く。コロナ情報に翻弄されていると、3ヶ月後、1年後が哀れだ。
 明日は祝日。この1年間の来し方を反省し、これからの3ヶ月後、1年後に、今現在の仕込みで明るさを呼び込もう。