吉川神社

東京に住んで56年。多くの人達との出会いが有った。いや、今も現在進行形である。最近、次のように言われるようになった。
 「泰日文化倶楽部でタイ語を勉強して本当に楽しいです。ほっとします。まるで神社に来たみたい。吉川神社!」
 それを聞いて、つい調子に乗った。それでは賽銭箱を用意しないと…..。
 私は独身。だから家庭内の問題や悩みは一切無い。フリーで働いているから組織内の葛藤も無い。ないない尽くしの私が神社の神主? それは無理そうだが、神主ではなくて、「人主」として、皆さんの四方山話に耳を傾けることならできる。
 或る人がこうも言った。「吉川財団、もしくは、吉川基金」、と。
 財は無いが、「才」は有る。人生を生き抜く才についてなら助言できる。基金は無いが、「基」なら教えられる。大切なのは基本。だから、「基」に戻れ!