まさる守り

4月上旬、巣鴨のとげぬき地蔵へ行き、「なにとぞコロナを終息してください」とお願いしたく思っていたところ、外出自粛の要請が日増しに強くなり、お参りの機会を逸してしまった。
 私のハンドバッグの中にはいろいろなお守りが入っているが、その中の一つが日枝神社の「まさる守り」である。語呂合わせで、「勝る守り」とも、「魔去る守り」とも解釈するようであるが、いずれにせよ神猿が日枝神社にはお仕えしているということで、お守りは猿のお顔である。
 東京オリンピックが延期になったので、あの2つのマスコット(ミライトワ & ソメイティ)はしばらくお休みいただくとして、街に猿のぬいぐるみが現れるといいと思う。「コロナ退治猿」である。
 なかなか終息しそうにもないコロナ。何としてでも「厄祓い สะเดาะเคราะห์ サドクロ)をしたいものだ。