これからの仕事

いよいよ全国に「緊急事態宣言」が出されることになった。政府がチョロチョロ出しにするものだから、そう言われても危機感が感じられない。愛媛県知事が奇しくも言った。「まるで朝令暮改のようなもので、わけがわからない」
 それよりも心配なことは、仕事をストップさせられることだ。昨夜のNHK「クローズアップ現代+」で慶応大学教授が「フリーランスの仕事をしている人達を守る法律がこれまでに無かった」と言っていたが、それを聞いて、あらためて大変だと思った。
 フリーランスは専門の知識と技術を持って、一発屋で頑張っている。保証は無いに等しい。しかし、彼らがいないと社会はまわらない。「縁の下の力持ち」だから、彼らの存在は見えないけれど…….。
 さて、これからの仕事をどうすればいいか。仕事が無い状態が1年も続けば、きわめて苦しいと思う人ばかり。価値観を変えて、新しい仕事を模索し創造しよう。
 私は先日、或る通訳をしたが、タイ語の実力というよりも、経験値と心情を全面に押し出して解決の目途を導いた。大転換を迎えた今、「心」を頼みとした仕事に立ち向かおうではないか。