助言 と 実践

 昨日は茶道の稽古日であった。暑いので洋服で済まそうと思ったが、そのいい加減な態度に喝! 何故ならば、この日に備えて着付け教室に通い、呉服店の若女将からいろいろと助言をいただいていたからである。
 茶道教室に参加すると、茶道講師から「帯締めが効いているわね」と褒められた。夏物の帯締めだから高価なものではないが、着物や帯を引き締める白黒の帯締めであった。
 着物歴が長い茶道講師から褒められるということは、着物も帯も、そして帯締めもパスしたことになる。その道のプロに厳しい目で品定めとチェックが入るのは緊張、また、緊張。
 暑さを言い訳にだらだらしそうだが、プロの助言を素直に聞き、それを実践するとなんと心地よいことか。