墨の世界

昨日、「第71回毎日書道展」を鑑賞しに上野の東京都美術館へ行った。上野駅から美術館までは大勢の人でごった返していたが、館内は静かでよかった。そして、<墨の世界>に入ると、清涼なる空間にほっとする。日曜日なのに鑑賞者はまばら…..。
 私は毎年、この書道展に行っている。何故ならば、茶道講師の作品が毎年、入選し、講師から招待状をいただくからである。
 習字は小学校や中学校の時に、クラスみんなで習ったことはあるが、好きではなかった。いまだに書道の先生が朱を入れて直してくださる光景がふと思い出されるから、朱の字のインパクトは強い。
 茶道講師に感想をラインで送った。「美しく、静謐なる漢字の連なり! さんずいの漢字は、さんずいが跳ねる遊びが楽しい。春や文、等々の漢字は、いずれも、はらいが伸びやか。全ての漢字に心地よい緊張感が有り、しかも調和を醸し出しています。墨の色もとても良かったです」
 小テスト:1)墨 2)万年筆 3)筆 4)ボールペン 
5)ペン1本 6)紙3枚 7)書道展