タイ語を上手に話すコツ

昨晩、タイ人講師が都合がわるくなったので、私が代講した。2018年を総括するにあたり、生徒の皆さんがどのくらいのタイ語力をつけたかを見るのが楽しみであった。
 「พยายามเรียนภาษาไทยให้ดี เท่าที่จะทำได้ 出来る限りタイ語が上手になるように頑張って勉強します」という文型が出て来たので、生徒達に応用文を作らせた。生徒達はめいめいに上手に文を作った。
 だが、一人の生徒が言った。「タイへ行くと、なんだか単語しか発していないような気がします。長い文章をしゃべりたいです」
 そこで、私は助言した。「関係代名詞のที่やซึ่งを使って、思いついた表現をどんどん足していけばいいと思います。一輛の電車に連結器をつかって、後ろにどんどん車輌をつないでいけばいいのです。しかし、のろのろと運転していると間延びしますから、新幹線のようなスピードで話せるように訓練することです」
 生徒達の口もとを観察すると、皆が皆、こわばっていた。寒さのせいではない。訓練不足である。