ベトナム語の通訳

昨日は完全オフ日。布団を干したりしてのんびりと過ごすことができた。午前中、NHKのBSで「ハノイからホーチミン 国道1号線バスの旅」という番組(再放送)を見た。真面目に見ると、一緒にバスに揺られて旅をしている気分にひたれた。そして、村人の生活ぶりがよくわかった。昔のアジアがまだまだ残っている。
 一昨日、私はベトナム語の通訳をしている男性に会った。彼は2年間の猛勉強で通訳になったそうだ。タイ語は5声、そして、ベトナム語は6声。泰日文化倶楽部でも一時、ベトナム語クラスを開いたことがあるが、完全に習得した方はわずかに一人。声調がひとつ増えるだけでもものすごい負担に感じたのを覚えている。
 通訳をしている彼は言った。「私にはベトナム語がとても合いました。一緒に勉強していた人でどうしても合わない人がいました」
 それを聞いて、私は「そうですね」とすかさず同意した。語学にも相性がある。ぴたっと合えば、勉強は楽しい。そして、実力がついていく。