継続は力なり

 夏休みが終わり、8月22日から授業を再開して早くも今日で10日目。ほとんどの生徒達が元気な顔で教室に戻って来られた。皆さん、充実した平成最後の夏を過ごされたにちがいない。
 明日からは9月。まだまだ台風はやって来る様子だし、長雨でもあるらしいが、天候になんか負けてはいられない。時間を有効に使って、仕事や趣味の勉強に励もう。
 つくづく思う。「継続は力なり」、と。毎日、勉強することは、楽しいといえば楽しいし、苦しいといえば苦しい。一日休んでもかまわない。次の日、取り返せばいい。そのくらいのゆるやかな気持ちで、持続、継続….。
 最近、視力が衰えたのか、漢字の判別がすぐにつかない場合がある。「~の折り」という漢字が「祈り」に見えたのにはびっくり。「人間、ひたすら祈っても、心が折れることがある」と勝手に作文して、自分をなぐさめている。
 「幸」という漢字と、「辛」が似ているとよくいわれる。「幸を感じるか、それとも、辛さを味わうか」は、自分次第。

丸亀高校演劇部の優勝

 昨日、高校の同窓生から「ニュース! 丸高の演劇部が日本一になったそうです。知っていましたか? 9月9日15時30分からEテレで放送されるそうです。すごいね」
 そこで丸亀高校演劇部をネットで調べると、今月(8月)、長野県であった全国高校総合文化祭で最優秀賞を勝ち取ったことが出ていた。15年前にも一度、優勝しているようだ。我が母校の演劇部の頑張りに乾杯!
 丸亀高校の沿革は丸亀中学校と丸亀女学校が合併してできたものである。明治時代の丸亀女学校に於いて、女子のサッカーが日本で初めて行われたということで、女子サッカーの発祥の地となっている。その話題をテーマにした演劇で優勝。
 香川県は瀬戸内国際芸術祭に力を入れており、外国人の来県も年々その数を増していると聞く。金比羅歌舞伎の人気たるやすでに定着している。さらに若者達の演劇で有名になれば、地方の再生と創造の一助になることであろう。

ラーチャブリー県のコウモリ

 一昨日、元講師のK先生から、動画が送られて来た。ラーチャブリー県(又は、ラーブリー県)にあるカオチョンプラーン寺院に於いて、コウモリ(ค้างคาว)の大群が飛び回っている動画であった。
 「ค้างคาวบินออกจากถ้าชั่วโมงกว่าโดยไม่หยุดเลยค่ะ ถ้าอาจารย์ไปเมืองไทยจะพาไปดูค่ะ」
  「コウモリが洞窟から出て来てどこにも止まらず、1時間以上、飛び回っています。もしも先生がタイにいらっしゃれば、ご案内しますから見てください」
 コウモリの大群を1時間以上も見物することに果たして耐えられるか? ほんの1分見ただけでももう気持ちが悪くなりそうな気がする。
 ところで、コウモリというタイ語は、ค้าง(ぶら下がっている)+ คาว(生臭い)の単語が合わさってできている。言葉から見ても、気持ちが悪い。一方、日本では、コウモリ=蝙蝠で、漢字の中に「福」に近いものが含まれているので、目出度い生き物とされている。昔の書院には、襖の取っ手が蝙蝠模様の金具になっているところもある。
 最後に、宿題。「タイ語中級Ⅱ」のテキストにも出ている次の単語、または短文の意味を言いなさい。
1)ค้างคืน 2)ค้างไว้ 3)มีงานค้างอยู่ 4)อย่าค้างค่าเช่าบ้าน 5)น้ำค้าง 6)เหล้าค้างปี 7)ค้างชำระ 8)ค้างเดือนค้างปี 9)ค้างมรสุม 10)หนังสืออ่านค้างไว้

かにた婦人の村

 昨日、「ボランティアのター先生」というタイトルで書いたが、「ター ฐา」という愛称は珍しい。そこで彼女に愛称の由来について尋ねたことがある。すると、旧名が「กนิษฐา カニッター」であったので、最後の音節の「ター」を採っただけという回答であった。「カニッター」の語源はサンスクリット。その意味は、「弟、妹」。
 話は変わるが、8月15日に放送された「ハートネットTV」(NHK)で、<女性たちと生きて~奉仕女 天羽道子さん>という番組を見た。天羽道子さんは「かにた婦人の村」で長きに亘り奉仕活動をなさって来られた方(現在は名誉村長)なので、彼女のお話を聞いて、たくさんの感銘を覚えた。
 すると、前述のター先生の旧名である<カニッター>と、かにた婦人の村の<かにた>の両者に何らかのつながりが有るような気がしてきた。そこで、<かにた>の名称の由来を知りたくてネットで調べてみたがわからなかった。
 話はさらに変わるが、一昨日、茶道講師から「かにた便」という冊子を手渡された。「リサイクル品が有れば、ここに送るといいですよ」とのこと。講師は毎年、かにた婦人の村へ送っているそうだ。
 カニッター先生、かにた婦人の村、そして、茶道講師が、見えぬ糸でつながった! 非常に不思議な感じ…..。
 

ボランティアのター先生

 日本の高齢者福祉について研究に来ておられたター先生(อ.ฐา)が8月24日に本帰国された。彼女はボランティアとして東京郊外に在る高齢者施設に赴き、お年寄り達の現実を取材した。お年寄り達と言葉による細かな交流は無理であったと想像するが、持ち前の機転を発揮し、態度や表情で彼らに受けたに相違ない。
 ター先生は数回、泰日文化倶楽部にも顔を出され、ボランティアとして生徒達に接してくださった。彼女は成田空港へ向かうリムジンバスから次なるラインを送って来た。わかりやすい文章なので、参考にしてほしい。
1)อ.ค่ะ วันนี้กลับประเทศไทยแล้วนะคะ ขอลาอาจารย์นะคะ
2)ถ้าอาจารย์มาประเทศไทยแล้วมีอะไรที่ฐาพอช่วยได้ ยินดีนะคะ
3)รักและเคารพอาจารย์ค่ะ
4)อ.ทำให้ฐามีความสุขมากที่ได้สอนพวกเขาค่ะ
5)เป็นช่วงเวลาที่มีค่า ขอบคุณค่ะ
6)ถึงสนามบินนาริตะแล้วค่ะ

バドミントン少女

 鳥取県には昔の教え子が2名いる。彼らはこの20年間、9月になると連名で私に二十一世紀梨を送って来てくださる。お返しは彼らが上京した折に一緒に会食をすること、というふうに決めているが、彼らはなかなかやって来ない。
 そこで、泰日文化倶楽部の生徒さん(現在は休学中)のご実家である岡山県の「まつだ牧場」に飛び切り美味しいジェラートの発送をお願いして、隣県である鳥取まで届けていただいた。
 すると、両家からすぐに感謝のラインが入って来た。そして、お子さんの写真を送ってくださり、近況も書かれてあった。小学校6年生のお嬢さんが中国ブロックのバドミントン大会小学生ダブルスで優勝したとのこと。
 そのお嬢さんとは彼女が2歳の時に会ったことがある。その彼女がバドミントンで活躍しているとは! 子供の10年間というものは成長が著しい。それに比べ、大人の10年間は…..? 目標を定め、何とか実り多きものにしたいものだ。

新潟の親友からショートメッセージ

 台風20号の余波を受けてフェーン現象に見舞われた新潟県は、一昨日(23日)、2ヵ所に於いて40度越えとなった。そこで新潟市内に在住の親友にショートメッセージを送った。
 「40度越えの新潟、これまで聞いたことがありません。驚いております。くれぐれもご自愛ください」
 すると、親友から時間をおかずして返信が有った。
 「貴女のやさしいお心遣いに感謝のみです。この夏の殺人的暑さで海辺を歩けません。夜の海はすてきですが、危険!東京もつらいはず。必ず生きのびましょう」
 最後の文章である「必ず生きのびましょう」は過剰表現な気がしないわけでもないが、彼女はそういう文章を書くタイプ。私は苦笑するのみ。
 だが待てよ、これからずっと異常気象と闘わなければならないとすると、生き延びるための戦略(ยุทธศาสตร์)を考えなければならない。

反射神経で素早く回答

 タイ語の単語は日本人泣かせである。何故ならば、似たような表記、似たような音がたくさん有るからだ。以下に列挙する意味を、辞書を引かずに、素早く答えなさい。
1)กด กัด กบ กับ กัน ก้าน ก้าง
2) ก้น กอง โกง โกน กลอง กล่อง กล้อง คลอง คล่อง โคลน โคลง โครง ครอง
3) ทน ทอง ทอน ตน ตอน
4) ทัน ทาน ทาง ตัน ต้น ต้ม
5) จน จอง โจร จาน จาม
6) ชก ชน ชม ชิน ชิด
7) อัน อัด อ่าน อ่าง อาบ
8) ยา ย่า อย่า หญ้า ญาติ
9) สด สอด โสด สอบ สอง
10) ผัด ผัก ผิด พับ พบ

生徒達が利用する路線

 昨日から授業を再開した。一番最初に教室に現れたY氏は熊谷在住。熊谷駅から高田馬場駅までの片道切符は970円。往復だと1,940円。昨日の東京は34度。暑さで超有名な熊谷の方にとっては、この位の気温はなんのその。彼は高崎線、または、湘南新宿ラインを利用しておられる。
 そこで、昨日の授業に出席された生徒達が利用する路線をまとめてみた。
1)調布(京王線+山手線)、2)外苑前(地下鉄銀座線+山手線)、3)たまプラーザ(田園都市線+山手線)、4)木場(東西線)、5)越谷(東武本線+日比谷線+東西線)、6)菊川(都営新宿線+東西線)、7)八千代緑が丘(東葉高速鉄道東葉高速線+東西線)、8)桜ケ丘(東武東上線+山手線)、9)大崎(山手線)、10)沼袋(西武新宿線)、等。
 水曜日のクラス以外にも、様々な路線を利用されて、高田馬場の泰日文化倶楽部に通って来る生徒さんが大勢おられる。高田馬場はなかなか便利な場所であることよ。

大阪弁で防災劇

 まず始めにお知らせ:今日から授業再開ですよ! 年末まで休むことなく、頑張って勉強しましょう!
 今朝のNHKニュースを見ていると、三重県の鈴鹿周辺では、「大阪弁による防災劇」というのが展開されているそうだ。それを考え出した女性の話によればこうである。
 東日本大震災後、お年寄りにも防災知識が必要と感じ、身を守るための話をしに行ったところ、多くの人達が途中から眠り始めた。そこで、寸劇のほうがいいと思い、大阪弁による防災劇を考案し見せることにした。結果は上々。みんな笑いころげた。そして、大阪のおばちゃんよろしく、飴まで配ると、もっと受けた。 
 その話をニュースで知って、私も納得。全国共通語である標準語というものは無味乾燥だ。情報を伝達できても、心情までは伝わらない。地方の人にとっては「お国言葉」である方言が一番。
 聞くところによると、ラジオ体操も、方言版のCDがあるそうだ。そのほうが、手足も体も十分に伸びて愉しいにちがいない。