受身表現の復習

昨夜、「タイ語中級 水曜日18:00」のクラスで、受身表現の勉強をした。タイ語の受身形は、『タイ語初級』のテキストですでに勉強しているが、日本人には意外に使いにくいと見えて、なかなか覚えてくれない。時々、復習がてら、受身表現を確認する必要が有る。
 タイ語の受身表現は、主として、身体的、精神的に迷惑をこうむったと感じる時に使われるので、<迷惑受身>とされている。したがって、使われる動詞もあまり感じがいいものではない。
 例)罰金を取られる(ถูกปรับ)、詐欺に遭う(ถูกโกง)、騙される(ถูกหลอก)、事情聴取を受ける(ถูกสอบถาม)、逮捕される(ถูกจับ)、取調べを受ける(ถูกสอบสวน)、留置される(ถูกกักขัง)、罰せられる(ถูกลงโทษ)、叩かれる(ถูกตี)、蹴られる(ถูกเตะ)、悪く言われる(ถูกว่า)、罵倒される(ถูกด่า)、殺されるถูกฆ่า)、等々。
<ถูก ~される>は、口語形の <โดน ~されちゃった>に置き換えてもかまわない。だが、受身形の語順はしっかり覚えよう。即ち、被害者+ถูก(又は โดน)+加害者+動詞+目的語である。