パイが決まっている

昨日、「タイ語初級 土曜日11:00」の授業が終わる頃を見計らって、いろいろな話の流れから、私は生徒に話しかけた。「人生って、パイが決まっているような気がします」
 すると、タイ人講師が「パイって何ですか?」と尋ねた。
 ネットで調べると、<パイ>という単語は、経済用語では、<収益-費用=利益>という意味に使われ、マクロ経済においては、<社会に存在する富>、というように説明されている。
 しかし、私の場合は、「その人にあてがわれた人生の持ち時間と活用度」という意味に使っていることが多い。若い時からあまりにも華々しい人生を送ると、残りのパイが減ってくる。まだ自分の力を十分に発揮していない人達は、これからである。これから自分の花を咲かせないと!
 それを聞いていたタイ人講師が言った。「ああ、วาสนา ワーサナー(運命)ということですね」