金目鯛のあげたい

昨日、仕事で小田原へ行った。小田原駅の構内に大きな提灯がぶら下がっていた。それを見た途端、童謡の「お猿のかごや」を思い出した。小さい頃に歌った童謡はやはりよく覚えているものだ。
 バスに乗ろうと思って東口に進むと、二宮尊徳(金次郎)の銅像が有った。これまたなんとなつかしい。現代では、二宮金次郎の銅像を学校に置いてはいけないという風潮があるそうだが、昔の偉大な人物と故事を知るという意味において、それはそれでいいことではなかろうか。
 城下町小田原はとても住みやすそうなところだ。海の幸、山の幸、箱根の温泉….。新幹線に乗ると東京まで30分。
 友人へのお土産にと思って、蒲鉾で有名な鈴廣へ寄った。選んだ商品は、「金目鯛のあげたい」。私は友達にあげたいという気持ちで買ったのだが、帰宅後、箱をよく見ると、「金目鯛の鯛」と「あげたいのたい」に2つの「たい」が! やはり私の頭の中は、いつも「たいづくし」、なのである。