深川不動尊の特別大護摩供

昨日、午前中で仕事が終わったので、帰途、門前仲町にある深川不動尊にお参りをした。正式には、成田山東京別院深川不動尊というらしい。本堂の二階には、四国八十八ヶ所のミニチュア版の部屋が有ったので、88のお寺の名前を刻んだ88本の護摩車に手を当てて回した。第72番札所の曼陀羅寺は遠縁にあたる。
 午後3時から、大本山成田山貫首猊下による「ご巡錫特別大護摩供」が厳修されるということで、私も末席に座って待った。すると、私の隣りや前列に中国人達のツアーがやって来た。茶色い禅宗の服に身をつつんでいるので尼さん達であることはすぐにわかった。中国人のガイドさんもついていた。日本の護摩焚きの様子を見物に来たみたいだ。
 成田山の貫首による法話で印象に残ったのは、「私は91歳。今日まで長生きしてまいりましたが、人間は生命を伝えて行くということが大切だと思います」