坊やと公衆電話

一昨日(เมื่อวานซืนนี้)、目白駅改札口にある公衆電話(โทรศัพท์สาธารณะ)の横で人を待っていると、5歳位の坊やを連れたパパとママが私のすぐそばを通った。「ちょっと買い物して来るから」と言って、パパがさっさと行ってしまった。そこでママと坊やは歩くのをやめ、公衆電話の前に立ち、パパを待つことにした。
 すると、坊やが背伸びをしながら公衆電話の受話器(หูโทรศัพท์)をどうにかこうにか取り外し、「もしもし、もしもし」と言い始めた。「受話器が反対よ」とママが注意。私の視線に気づいたママはこう言った。「この子、いつでもこうなんです。電話が大好きなんです」
 最近の子供は幼児の時からスマホで遊んでいる。スマホさえ持たせておけば泣いていた子も黙る。だから従来の電話機にはもはや関心が無いのだと私は思っていた。駅で見た坊やにとって公衆電話は珍しいおもちゃ(ของเล่น)であった。古い機器で遊ぶ子供にもっともっと会いたい。