パープル・ラインの開通

昨日、バンコク北西部パンヤイ地区とバンコクのバンスー地区を結ぶ全長23キロ、16駅を有する路線パープル・ラインが開通した。周辺の住民が日本の車両のすばらしさを絶賛しているニュースを見ると、やはり嬉しい。「快適で便利(สะดวกสบาย)」と、次々に言っていた。
 興味深いので、その16駅の名称をネットで調べてみた。P1の駅名は、クローンバーンパイ(คลองบางไผ่)。 この駅名を一語一語ばらすと、คลอง(クローン=運河)+บาง(バーン=里)+ไผ่(パイ=竹)=竹里運河となる。因みに、บาง(baang=水辺に近い里)であって、บ้าน(baan=家、小村)ではない。
 一方、P16の駅名は、タオプーン(เตาปูน)。เตา(タオ 七輪、コンロ)+ ปูน(プーン 石灰)=石灰製コンロとなる。途中駅の駅名を列挙するのは紙数が足りないので控えることにするが、ノンタブリのかつての生活が想像できるものばかり。
 タイの地名の場合、カタカナで書いてしまうと元来の単語がわからなくなってしまうので、タイ語表記に関心が有る方は、是非とも、タイ文字表記を見て覚えてほしい。