教育熱心なタイの両親

ピカピカ先生が日本語学校を卒業し、希望の専門学校に入学した。それに際して、ご両親が3月末から東京に来られ、入学料や授業料を支払い、全ての手続きを終えられた。
 そこで、昨夕、私が行きつけの割烹へ皆さんをご招待した。いろいろと話し合っていると、寮費の半年分をすでに前納したことがわかり、今回支払ったお金を単純計算しただけでも、気が遠くなるほどの金額であった。
 ピカピカ先生はタイの大学を卒業後、東京で日本語を1年勉強した。これから4年、専門学校に支払う必要経費は馬鹿にならない。教育熱心な親達はどこにでもいるが、外国で勉強するにはお金がかかる。それを難なく支払えるタイの親達。
 お金の心配は無いが、可愛い娘が東京で一人暮らすのには心配でたまらない。最近の日本のニュースもよく見ておられるから、なおさらだ。「吉川先生の家に住むわけにはいきませんか?」と言われたので、参考のために、私の家にご案内した。