『没後20年 司馬遼太郎の言葉』

先月、『没後20年 司馬遼太郎の言葉』(朝日新聞出版 2015年12月)を購入していたが、昨日、落ち着いた時間ができたので、徐々に読み始めた。
 司馬氏が子供が出来たばかりの義弟に向かって言った言葉が紹介されている。
 「国語力を育てることが大事で、それには短い言葉で言うたらあかん。きちんと説明することが大切や」
 司馬氏が書いた文章『二十一世紀に生きる君たちへ』は教科書にも掲載されているそうだが、とにかく、司馬氏の持論は「言葉は人間そのものだ」。
 翻って考えるならば、タイ語の勉強をしておられる生徒達にも司馬氏の言葉をそのまま聞かせたい。タイ語できちんと説明ができるタイ語力を養おうではないか。