バンコクぶらぶら(13)

2月23日夕方、空港へ向かう前の2時間、日本からお母様(80歳)を連れて、ここ数年、タイへ避寒に来ておられる元生徒さんとお会いした。日本を出る前から会う約束をしていたので、お互いに数日間のタイに於ける感想をあれこれと喋り、旅の疲れをほぐした。
 ここ最近、バンコクの物価が上がったように思うという人が多いが、なるほど、私もそれを実感した。生鮮食料品、服、レストランでの食事、いずれも皆、高めの値段だ。マーブンクローンの中で売っているグリーン・コットンのTシャツ屋も、「工場価格よ」と言って、これ以上は絶対に負けないという強い姿勢を示した。
 バンコク銀行の封筒には、「เพื่อนคู่คิด มิตรคู่บ้าน We care for you wherever you are」と書かれているが、いつもいつも銀行にお世話になっているようでは、貯金どころか、お金がいつの間にか消えていきそうだ。