ขี้ร้อน(暑がり) ขี้หนาว(寒がり)

昨日、個人レッスンのご指導を16時半からD先生にお願いしていた。先生が来られる前に教室を暖かくしておこうと思い、706号教室に行くと、D先生はすでにホワイト・ボードの前に坐っておられた。
 「寒いでしょうから、ヒーターをつけてください。そして、足元にも電気ストーブをつけてくださいね」と、言うと、彼女は、すかさず言った。
 「ฉันเป็นคนขี้ร้อน พ่อก็ขี้ร้อนค่ะ 私、暑がりなんです。父もそうです」
 したがって、ヒーターはつけず、足元用のストーブだけ、生徒さんの方に向けて勉強した。
 その他のタイ人講師達の中には、極端に寒がり(ขี้หนาว)がいる。その先生はいつもストーブが離せない。同じタイ人でも、皮膚感覚が違うわけだ。
 そう言えば、タイ人であっても、タイ料理に郷愁を示さない先生がおられる。
「タイ料理、食べたいと思わないの?」とたずねると、「辛いもの、好きじゃないんです」、という返事であった。
 なるほど、タイ人すべてが辛い料理を食べているわけではないんだ。「日本料理が好きです。卒業後は日本で働きたい」と言われると、不思議な気分ではあるが、応援したくなった。