タイ語の語彙数を増やすには、とにかくガンガン、どんどん、覚えていくしかない。しかしそれが出来ないから、生徒の皆さんは自分が嫌になる。
なかなか覚えてくれようとしないのが、月の呼称である。まずは自分の誕生月だけでも覚えてほしいものだ。
だが、どんなに出来ない生徒でも、「8月は言えます。シンハーコム สิงหาคม」と言う。シンハ・ビールが好きだからだ。
月名に関しては、もはやお経だと思って、唱えるしかない。
「モッカラーコム・クンパーパン・ミーナーコム・メーサーヨン・プルッサパーコム・ミトゥナーヨン・カラッカダーコム・シンハーコム・ガンヤーヨン・トゥラーコム・プルッサヂガーヨン・タンワーコム」
コムは大の月(31日)、ヨンは小の月(30日)、そして、2月は例外のため、パンが、それぞれの語尾に付くが、それらをはずして、次のように唱えてもいい。
「モッカラー・クンパー・ミーナー・メーサー。プルッサパー・ミトゥナー・カラッカダー・シンハー・ガンヤー・トゥラー・プルッサヂガー・タンワー」
<唱える>という漢字をよくよく見ると、5つの口が見えてくる。毎回、最低5回は連続して暗唱し、お経を唱える境地に達してもらいたい。