高校生、タイから帰国

昨日、706号教室にいると、玄関扉のブザーがピンポンとなった。授業がある時間帯ではなかったので、セールスの人かと思い、インターフォンに出た。セールスなら、即、お断りだ。ところが、そうではなかった。
 「あのー、昨年お世話になった高校生です。タイから帰国しました」
 それを聞いて、私はすかさずドアを開け、彼を教室に招き入れた。泰日文化倶楽部で昨年2月から7月までタイ語を勉強し、8月からタイの高校に留学していたK君だ。
 「一週間前に帰国しました」
 「えっ、もう1年が経ったの?」 とにかく時間があまりにも早く過ぎたことに私はびっくり。
 彼を806号教室へ誘い、「タイ語中級 土曜日14:00」の会話クラスに参加させた。タイ語に接する時間を彼に持たせたかったからである。
 タイ人講師の彼に対する評価は、「発音がいい」、ということであった。楽しい高校生活をタイで1年過ごしたK君。これからの人生に絶対にプラスになったにちがいない。