玄米というタイ語

 木曜日の午後の授業はミセスのクラスである。したがって、いつもタイ料理の話題でもちきりだ。
 昨日、「玄米」という単語が出た。私は玄米が好きではないので、タイ語の単語をうろ覚えにしか覚えてはおらず、思い出すのに時間がかかった。プロとしては失格。
 すると、生徒達がスマホで調べ始めた。そして、音声まで出した。「ข้าวกล้อง カーオ・グローン」。
 タイ女性の発音があまりにもゆっくりなので、私は違和感を覚えた。「กล้อง」は文字通りに読めば、確かに「グローン」ではあるが、実際は「グロン」と短めに発音する。「ห้อง 部屋」が、「ホーン」とは読まず、「ホン」と短めになるのと同じ傾向だ。
 結論。スマホのアプリでタイ語の発音を聞いても、初心者対象にゆっくり発音しすぎているため、実践的ではない。