71歳のカイマナヒラ

昨日、「ドイツの白アスパラガスを食べる会」に参加した。幹事さんはスペイン語を専攻された方だが、現在の仕事はドイツ関係。聞くところによると、空輸されて来た白アスパラガスは極めて高価なものだそうだ。マンションの近くのレストランのシェフの腕にかかると、さらに美味しさが加味された。
 幹事さんは海外駐在でつちかわれたユーモア精神で、いつも笑わしてくださるが、その彼が上智大学時代の旧友を連れて来られていた。その方がたまたま私の隣りに坐られたので、現在の上智大学のことを話して聞かせてあげた。
 その方は大学生の頃からハワイアンをやっておられ。今もステージで歌っておられるとのこと。皆で「カイマナヒラを歌ってください」とお願いすると、とても美しい歌を歌ってくださった。71歳のハワイアン。歌の節々にロマンを感じた。50年以上、歌い続けられているが故の響き。発声は訓練しなければならないことを教えられた。
 この日の夜もステージでバックをつとめるということで、レストランをあとにされた。