前置詞「สำหรับ ~にとっては」

泰日文化倶楽部は昨日から再び始動。B先生はまだタイでバカンス中であるため、私が代講。生徒達の出席率は80%。まずまずだ。由としよう。
 ところで、自分のテキスト(非売品)はよく出来ていると思っている。自分が作ったから、この課では、このポイントを是非とも覚えてほしいという願いがこもっている。
 昨日は、前置詞「สำหรับ ~にとっては」というのが出てきた。「私にとっては、何でもいい」という基本文型だ。タイ語入門のテキストでは、「何でもいい」という簡単な表現しか教えないが、タイ語初級になると、「私にとっては~」、「私の場合は~」の表現を追加して覚えさせる。なんと大人っぽいことか!
 この前置詞を多用すると、いくらでも表現の幅が広がる。「私にとっては、タイ語の勉強が難しい」から始まり、「私にとっては、この部屋は広すぎる」も言える。究極的には、「私にとっては、健康第一!」も言えるようになる。もちろん、私だけではなくて、「日本国にとっては~」と、時事ネタも話せるようになる。
 教科書に出てくる文型はほんの一例だ。応用表現を駆使して、1時間くらいお喋りマラソンをしてほしい。。