街頭インタビュー

昨日、霞が関界隈を歩いていると、テレビ制作者がマイクを私に向けてきた。私は無視してその場を急ぎ足に立ち去った。
 テレビを見ていると、街頭インタビューに気軽に応じてしゃべっている方達が多いが、顔や姿まで全国に流されるわけだから、誰が見ているかわからない。よほど容姿に自信がないと、そして、ちゃんとした服装でないと…..。そう思うのは私だけかも。
 断った第一の理由は、霞が関という場所柄、そして、たまたま財務省前であったから、政治的、経済的な意見を求められると思った。ほんの30秒程度でまとまった意見を言えるはずはない。「えーと」、「あ~」、「ウーン」と言っているうちに、終ってしまいそう。
 街頭インタビューをテレビで見たり聞いたりしていると、賛成派と反対派を必ず登場させている。なるほど、どちらの意見ももっともだなあと思っているうちに、結局はわからなくなる。