8月の疲れを取ろうと思って、下落合に在る元生徒さんの整体院へ行った。ところが超満員。致し方なく、とぼとぼと歩いて目白を目指す。切手の博物館の前を通った時、表の看板にカフェが有ると宣伝していたので、コーヒーを飲もうと思って館内に入った。しかし、受付の人に尋ねると、かなり前にもう閉店してしまったとか。
切手の博物館は入館料が¥200。1996年に設立されたそうだが、私は切手に興味が無かったため、これまで一度も入ってみたことがなかった。
ところが、想像した以上に面白かった。創設者である水原氏の書斎が再現されており、壁に掲げられた彼の言葉が印象的であった。切手とは、「無言の外交官」なり。
世界各国の切手が売られていた。私は一番にタイの切手を探した。もちろん有った。日タイ修好百周年の時(1987年)に発行された切手は壁一面に描かれた世界地図の中のタイの位置に貼られてあった。
私は会員登録を申し込んだ。年間わずか千円也。会員カードを作るため、写真を撮った。大きな切手型の中におさまった自分の顔。読書室がなかなかいいので、時々、行ってみよう。