La Maison Thai

約10年前、泰日文化倶楽部でタイ語を教えて下さったノーイ先生が、目下、フランスのリヨンでタイ料理店を5店舗も経営しておられる。聞くところによると、ロンドンでもタイ料理店を持っておられるそうだ。店の名前は、「La Maison Thai」。意味は、「タイの家」だ。新宿に、「バンタイ」という店があるが、これまた、その意味するところは、「タイの家」。なんとなくつけやすい店名なのであろう。
 ダイエット志向に関心のあるフランス人のマダムやマドモワゼルから人気を博し、お客さんがいっぱいで、さぞかし儲かっていることと思いきや、タイ人のコックが定着しなくて困っているとのこと。それを聞いた途端、ノーイ先生の気持ちがよくわかり、同情した。
 今日は午前中に、泰日文化倶楽部でフランス語の授業が有る。家は、maison、店は、magasin、雑誌は、magazine。なんだか似ているので、こんがらがりそうだ。だが、単語ひとつではなくて、表現で覚えていけば、なんとかなるはず。
 フランス語講師のテレサ先生は東京でフランス語を教えたかったそうなので、いろいろな教材を用意して来られる。そして、楽しそうに教えて下さる。かつて、何度もチャレンジしたフランス語。しかし、必要性が無かったために、すぐに辞めてしまった苦い経験がある。今度は最後の最後という気持ちで、異なる角度から、すなわち、文法中心ではなくて、簡単な会話がすらすらできるようになりたい。