カンボジア製のカシミア・セーター

昨日、東京に木枯し1号が吹いた。非常に寒かった。昼間はまだしも、夜はもう寒くて耐えられそうもないので、あわてて教室の近くにある古着屋に飛び込んで、アンゴラ入りのジャケットを購入。さっそく着用すると、どうにか落ち着いた。
 ところで、昼間は大学に出講した。ランチはいつもすぐ近くのホテルに行っている。そのホテルには某デパートの出張店が入っており、私は時々、ワゴンに乗っているセール品を買うことがある。昨日も気に入った色のカシミア・セーターがあったので、すかさずレジに持っていき、パパッと買って、教室に戻った。
 だが、家に持って帰って来て、セーターについているタグをよくよく見ると、なんとカンボジア製であった。中国製にはすっかり慣れているが、カンボジアでもセーターを造っていることに、まず驚いた。デパートでカンボジア製の靴を売っているのは見たことがあるが、セーターも製造しているとは! セーターはセーターでも、アクリルやウールではなくて、カシミアというのが驚きだ。若い女工さん達が造ってくれたのかと思うと、大事に着ようと思う。