編物

60歳の8月から編物を習い始めて6年が経過した。続くかどうか心配であったが、意外や意外、続いている。3月から3号針で編み始めたベストが8月下旬にやっと完成。なんと半年もかかってしまった。夏に着ようと思っていたが、来年から着ることにし、箱の中に納めた。
 稽古事は根気が大切だ。根気さえあれば続く。上手・下手は問わず、ひたすら続けること、それに限る。完成した時の喜びはなかなかに捨てがたい。途中で投げ出したい時もあるが、別にあせることはない。しばらく放っておき、気分が向けば、また編む。その繰り返し….。
 泰日文化倶楽部に通う生徒達は、長い方は長いし、短い方は短い。何故、長く続くのであろうと感心しているが、続かせるだけのコツをお持ちであることが分かった。習い事は、マイペースで、無理なく、楽しく持続させることが一番だ。