お化け屋敷 と シンハ・ビール

あまりにも暑いので、授業中にお化け屋敷の話がよく出る。お化け屋敷へ出かけて肝でも冷やして来ないと、もうどうにも絶えられないこの暑さ。
お化け屋敷は、タイ語で、บ้านผีสิง (家 + お化け + 宿る)。สิง という動詞は、宿る、とか、憑りつく、という意味だから、滅多にお目にかかるタイ語の動詞ではない。お化けの映画でも見ない限り、何度も聞く単語ではない。
ところで、この สิง という単語が、シンハ・ビール(เบียร์สิงห์)の สิงห์ (獅子)と、発音が同じなので、ふと考えた。お化け屋敷の中を歩いて、すっかり肝を冷やされた後に飲むシンハ・ビールはさぞかし、冷たくて旨いのではないか、と。
太陽君のホームステイも残り10日となった。彼はインターネットで、お化け屋敷巡りをしている。そして、富士急ハイランドのお化け屋敷に行きたい、連れて行って、とせがまれている。さて、どうするか。行くべきか、行かないでおくべきか。