今日のタイ語作文

1.秋になると髪がたくさん抜け落ちる。

2.面接試験で落ちたので、後輩はいまだに落胆している。

3.色落ちがするシャツは洗濯機ではなくて手で洗ったほうがいい。

4.途中下車すると切符は無効になる。

5.パラシュートで降下するのには勇気がいる。バンジージャンプも然り。

世捨て人

8月14日に裏千家大宗匠が102歳で逝去された。そこで17日の茶道教室では大宗匠鵬雲斎を偲んだ茶道具が床の間に置かれた。大宗匠は国際人として世界に飛翔し、「一椀の平和」を行動で示した方である。

この日、使った茶杓の銘は「世捨て人」。大宗匠とは真逆。だが、精神面においては底辺で相通じるものが有ったのかもしれない。

「世捨て人」を英語で何と言うのであろうか? 調べてみると、宗教的に籠る場合は、「hermit」、そして、個人的に社会から離れ孤独に生きる人の場合は「recluse」と書いてあった。では、タイ語では? AIは「無い」と答えた。説明を交えながら比喩的に表現することは可能かもしれないが、どうやら一言では適切なる言葉がなさそうだ。言葉に縛られないタイ人。それがタイ人のタイ人たる所以である。

GREEN x EXPO 2027

8月22日、横浜へ行った。ちょうど第9回アフリカ開発会議(TICAD)の最終日にあたったため、アフリカのエリート達を横浜駅構内で見かけた。猛暑の中、彼らはきちんとスーツを着こなしていた。

私の用事は横浜高島屋で開催中の「第75回神奈川県華道展」を鑑賞することであった。泰日文化倶楽部の華道講師から招待状をいただいていたので、横須賀支部代表としての先生の作品をじっくりと観た。

会場で配布しているチラシの「GREEN x EXPO 2027」に興味を覚えた。2027年3月19日~9月26日の期間、横浜で開催される。ということは相当量の花の準備が必要だ。だが国内に於ける花の栽培業者は年々、減少。今や世界各国から花が輸入されている。日本の華道を支えているのはアジア、アフリカ、そして南アメリカの国々の人々なのだ。

今日の語彙

今日から授業を再開いたします。語彙や表現を増やし、タイ語を話す機会を積極的に見つけましょう。夏休み中、私は山梨県へ2回も行きました。そこで、山梨県の特徴から出題します。

1.富士登山      2.河口湖

3.石和温泉      4.昇仙峡

5.ぶどう畑      6.ぶどう狩り

7.甲州ワイン     8.桃9個

9.かぼちゃ入りほうとう 10.水晶

11.宝石産業     12.あずさ1号

夏休み期間の休筆

今日8月8日(金)から21日(木)までの2週間、泰日文化倶楽部は夏休みです。昨日で2025年に於ける授業のほぼ3分の2が無事に終了。大いに安堵しております。十分なる休養をとり、年末に向けて鋭気を養うために、ブログも休筆いたします。

生徒の皆様、異常な暑さではありますが、体調と相談しながら、タイ語を自習し、タイ語の力を微増なりとも強化しておいてください。

今日の翻訳

タイ小学校3年生向けの副読本『จริยศึกษา』(พ.ศ.๒๕๒๑)の練習問題から出題する。

๑. ความรับผิดชอบ หมายถึงความสำนึกที่จะทำงานในหน้าที่ให้สำเร็จและได้ผลดี โดยไม่ต้องมีใครมาบังคับหรือตักเตือน

๒. ความประณีดละเอียดถี่ถ้วน หมายถึงการทำงานด้วยความเรียบร้อยสวยงามและระมัดระวัง

๓. การแก้ไขข้อบกพร่อง หมายถึงการแก้ไขมารยาท ศีลธรรม ระเบียบวินัย และการปฏิบัติตามประเพณีให้ดีขึ้น

๔. ความไม่เห็นแก่ตัว หมายถึงการกระทำที่ไม่มุ่งหวังแต่ประโยชน์ส่วนตน โดยมุ่งหวังประโยชน์ส่วนรวมเป็นสำคัญ

演劇を支える会の叫び

昨夜、「ねりま演劇を観る会」主催(第239回例会:『5月35日』Pカンパニー公演・主演=竹下景子)を観た。我が後輩である竹下景子さんの熱演と彼女を支える若者達のさわやかな声を聞いて、「ああ、演劇はいいな」と素直に思った。

「ねりま演劇を観る会」の会員数は現在747名。この会はもう40年も頑張っている。昨夜は私が所属しているサークルの当番日であったため、裏方としてパンフレットにちらしをはさむ手伝いをした。

ちらしの一枚を見て、手が止まった。「8月末に事務所が引越します。賃貸契約費用(70万円)、移転費用(約20万円)、備品処分費用(不明)など、現金が随時必要です。現在、現金がまったくない状況です。借入金(短期)にご協力ください」 事務所からの必死の叫びである。ああ、どこもかしこもお金が無い。

อารมณ์(気分・機嫌)

昨夜、「タイ語初級 月曜日18:00」のクラスで、ジューン先生が生徒に向かって「夏休みはどこへ行きますか?」と尋ねたところ、一人の生徒が「ไม่อยากไปเที่ยว(出かけたくない)」と答えた。すると、ジューン先生は別の表現を教えてくださった。「ไม่มีอารมณ์ไปเที่ยว(出かける気分になれない)」

我々日本人は「ไม่อยาก ~(~したくない)」とすぐに訳したがるが、「อารมณ์ アーロム=気分・機嫌)という単語に親しんで、おしゃれに使いこなせば、タイ語の世界において、自分自身が一歩前進したという確信を持てる。

タイ語の学力向上のために、他にも次なる表現を覚えよう。①お天気屋=เจ้าอารมณ์  ②気分をそこねる=อารมณ์เสีย  ③ユーモア精神=อารมณ์ขัน  ④冷静な気質の人=คนอารมณ์เย็น  ⑤機嫌が良かったり悪かったり=เดี๋ยวอารมดี เดี๋ยวอารมณ์ร้าย

今日のタイ語作文

1. 暑ければ暑いほど、体力の消耗と思考力の低下を覚える。

2. 相変わらず高速道路での多重衝突事故が多い。

3. 長距離トラックの運転手は睡眠時間が足りないのではなかろうか?

4. 夏休みだから海や川で溺れる人も多い。

5. 更にありとあらゆる犯罪が跋扈し、人々の日常生活から平安が失われている。

岡本太郎と文化論

昨日、「タイ語上級クラス」による暑気払い会が高田馬場1丁目のイタリアンレストランで開催された。会が始まるまでに1時間ほど有ったので西早稲田の古本屋へ行き本を物色。『新版沖縄文化論』(岡本太郎 ・中公叢書 2002)を購入した。

岡本太郎(1911-1996)と言えば、「芸術は爆発だ!」とか、「太陽の塔」(大阪万博 1970)で有名。だが、彼が書いた文章も秀逸。魅了されることが多い。彼の履歴を見ると、留学先のパリ大学ソルボンヌで、哲学・社会学・民族学を修めたとのこと。道理で彼ならではの文化論が執筆できるわけだ。

西早稲田の古本屋には沖縄関係の書籍が充実している。一人の女性が店主と談論していた。小耳にはさんだ話から、彼女が沖縄出身者であること、そして、その古本屋に毎日やって来て本を購入し、せっせと読書に励んでいることがわかった。彼女の沖縄経験論と岡本の沖縄文化論。果たしてどちらに勝負ありや?